POWER of MUSIC

音楽は好きですか? お気に入りのアーティストや大切な曲はありますか? 「最近忙しくて音楽を聴く余裕なんてない」という人も、街頭ビジョンや立ち寄った店舗で流れるBGMなど、何かしら音楽に触れない日はないでしょう。音楽は様々なところで私たちの生活に溶け込み、心と身体に深く作用しています。
心への作用:感情を整える
- お気に入りの音楽は脳内でドーパミンの分泌を促し、幸福感やモチベーションを高める。
- ゆったりしたテンポの曲は副交感神経を優位にし、不安や緊張を和らげる。
- 自分の気分に寄り添う音楽は、感情の整理を助けてくれる。
音楽をセルフケアに取り入れる場合は、
同質の原理(その時の気分や精神状態に合った音楽を使用する)
ことがポイント。
落ち込んだ気分を変えたい時はいきなりアップテンポの明るい曲を聴くのではなく、最初は落ち着いたテンポの短調(暗い響き)の曲から入り、徐々に明るい調の曲に段階的に変えていくと効果的です。
身体への作用:活力をもたらす

- 一定のリズムは脳の活動を安定させ、集中力や作業効率を高める。
- テンポの速い音楽は心拍数を上げ、運動パフォーマンスを向上させる。
- リズムに合わせて身体を動かすことで筋緊張がほぐれ、血流が改善する。
リズムに合わせて自然と指や足などが動くのは、身体が音楽を“刺激”として受け取っている証拠。リズムは単なる音の繰り返しではなく、私たちの身体に備わっている内部リズムと共鳴します。音楽は、私たちの心と身体を同時に整えてくる稀有な存在なのです。
活動別・向いている音楽
散歩にはBPM120(1分間に120拍前後・1秒間に2拍と同じ)が、リズムに乗りやすく疲れにくいと言われています。ジョギングにはそれよりも早いBPM150以上のテンポの曲が向いているそうです。そして仕事や作業に集中したいときは、一定のリズムで歌詞がなく、刺激が強すぎない音楽が効果的だそうです。
AIに、活動別・向いている曲の例を挙げてもらいました。
散歩にお勧めの曲の例

- Official髭男dism – パラボラ
- YOASOBI – 怪物
- 米津玄師 – ピースサイン
- サザンオールスターズ – 希望の轍
ジョギングにお勧めの曲の例

- RADWIMPS – 前前前世
- LiSA – 紅蓮華
- Mrs. GREEN APPLE – ライラック
- Bon Jovi – Livin’ on a Prayer
仕事や作業に集中したい時にお勧めの曲の例

- バッハ:ゴルトベルク変奏曲
- アンビエント・ミュージック(環境音楽)
- メトロノーム60〜70BPMを小さく流す
- 川のせせらぎ音などの自然音
参考:eureka-sports.com / ragnet.co.jp / thefirsttimes.jp / noukagaku-asobi-lab.meby.net / usen.com
今のあなたに合う音楽は?

作業別・向いている曲の例を挙げましたが、人に勧められた曲が自分にはあまりピンとこない、ということもあるかもしれません。また、自分のお気に入りの曲も、年月とともに変わっていくこともあるでしょう。大切なのは、その音楽が今の自分にとって「心地よい」かどうか。
今や音楽は、スマホさえあれば特別な準備も費用もいらない“手軽なセルフケア”ツール。あなたにとっての珠玉の音楽が見つかるといいですね。

AIに勧められたバッハのゴルトベルク変奏曲を聴きながら作業してみまたところ、集中力がアップしたように感じました。何よりよかったのは、「これを聴いたら集中できる!」という条件付けができたこと。ちょっと集中しにくいな、と感じる時も、ゴルトベルク変奏曲の冒頭部分を聴くと“集中スイッチ”が作動する感じがします。
思い出のメロディを聴くとその当時が急に思い出されたり、音楽には一瞬にして私たちを切り替える大きな力があるようです。
