MMS > 心身一如 > TOPICSから > 食事のヒント

TOPICS

食事のヒント

食生活に自信がありますか?

次のシチュエーションに、思い当たることはありませんか?

食事は毎日摂るものだから、「今日はテキトーでも、今度ちゃんと食べれば大丈夫!」と思いがちです。しかし現実は翌日以降も同じことの繰り返しで、「ちゃんと食べる」機会はなかなかやってこないもの。

時間に追われる生活を送っていると、毎食を丁寧にいただくのは簡単ではありません。しかし、ちょっとした工夫で“ストレスに強い食事”に近付けることが可能です。

 

おにぎりや麺類、菓子パンなど、食事が炭水化物に偏りがちな人へ…

炭水化物がメインの食事では血糖値が乱高下しやすくなります。そうすると体だけでなく、イライラしたりボーっとしたりと脳にも影響が現れます。昼食後眠くなる、頭がボーっとして仕事に集中できない、という人は要注意です。

ここを意識しよう!
  • ゆで卵やヨーグルト、チーズといったタンパク質を加えましょう。
  • 『 野菜→タンパク質→炭水化物 』の順番でベジ・ファーストを意識して食事すると、血糖値の急上昇を防げます。
  • おにぎりは白米より玄米や雑穀米のもの、パンは白い小麦を使ったものよりライ麦を使ったパンを選ぶと、「ストレスに強い食事」に近付きます。

時間がなくて、朝ごはんを抜きがちな人へ…

空腹のまま仕事に取り掛かると、脳や体を動かすエネルギーを摂取していないためやる気が出ません。またある研究では朝食抜きは脳卒中の発症リスクを高めることがわかっており、肥満や糖尿病のリスクを上昇させるという見解もあります。「朝はお腹がすいていないから朝食はいらない」という人は、前日の夕食の時間が遅かったり、食事内容がヘビーだったりするのかもしれません。生活習慣全般を見直してみましょう。

ここを意識しよう!

ご飯に具沢山みそ汁、納豆などの朝食が理想ですが、なかなか難しいもの。主食に加えて、前日の夜にゆで卵を作っておいたりミニトマトなどの野菜を洗っておくと、朝に手間がかかりません。「それもハードルが高い」という方は、バナナやヨーグルトだけでも十分です。「それもちょっと難しい…」という方は、まずは朝起きたらコップ1杯の牛乳を飲むところから始めてみましょう。


続けるためのヒント

毎日の食事を完璧にすることは難しいですが、「今日はハメを外してもいい日」とか、「今週は野菜不足気味だから、週末は野菜鍋にしよう」など1週間単位で帳尻を合わせるように意識すると、ハードルも下がり取り組みやすくなります。


カウンセラー

“You are what you eat.” (あなたは、あなたの食べたものでできている)という英語のことわざがあるそうです。初めて目にしたときは、どこにも逃げることのできない事実を突き付けられたようでドキッとしました。

食事は日々の行動であり、その連続が食習慣です。ウィリアム・ジェームズ(心理学者)が「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」と言ったように、食習慣を良い方向に変化させることができれば、私たちの運命にも変化が生じるかもしれませんね。


→ もっとTOPICSをみる

ページのトップへ戻る