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「血糖値スパイク」に要注意

健康診断では異常はないけれど、“食後の短時間だけ”血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」。糖尿病と同様に体内の重要な血管が傷つけられ、脳梗塞や心筋梗塞だけでなく、がんや認知症のリスクも高まります。働き盛り世代の3割強に加え、やせ型の20代女性の5人に1人にも血糖値スパイクが生じているというデータもあります。

糖尿病の診断基準では、空腹時血糖値だけでなく、食後高血糖も重要視しています。HbA1cや空腹時血糖値が正常でも、食後高血糖が複数回認められれば、それだけで糖尿病と診断されます。


理想的な食事のとりかた

食事は「3食」ちゃんと取りましょう

欠食をすると、その後急激に血糖値が上がってしまいます。 規則正しい生活を心がけましょう。特に朝ごはんは重要です。一汁一菜を用意できなくても大丈夫。「忙しくてちゃんとした朝食が取れない!」という人は無糖ヨーグルトや牛乳でもOK。

食べる順番は「ベジファースト」にしましょう

「野菜」⇒「肉・魚」⇒「ご飯・パン」の順で食べることで、血糖値の上昇を緩やかにしましょう。

食後すぐに「ちょこっと動き」を取り入れましょう

食後すぐの「ちょこっと動き」が血糖値の急上昇を防ぎます。ランチを自席から離れて取れば、食後自席に戻る間で「ちょこっと動き」が可能。少し離れたお店でのランチは、運動不足解消にもつながり一石二鳥です。


低血糖の症状にも要注意

血糖値が急に上がると、その後急激に血糖値が下がることがあります。 この低血糖によって強い空腹感、頭痛やイライラ感、集中力・判断力の低下、眠気などを引き起こします。


カウンセラー

白米が好きな私は”ベジファースト”を実践することが難しかったのですが、ある時ランチの相手に「ベジファーストが健康に良いんだって。心掛けたいなぁ」と呟いてみました。 すると不思議なもので、その人と食事をするときは野菜から食ベることが増えたように思います。 誰かに宣言すると、自分の意識も高まり行動に移しやすくなるのかもしれませんね。



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